それでも恋するノリコ

恋愛ブログではありません!

誕生日の朝、私は死にたいと思った。

27歳の誕生日の朝。

私は死にたいと思いました。

 

なぜなら、眠かったからです。

 

24歳くらいから、誕生日が来るのが嫌になりました。

以前は指折り数えて楽しみにしていたのに

今はまるで「老化」という悪夢が足音をたてて忍び寄ってくるかのように感じます。

 

大げさだと思う人がほとんどだと思います。

けれど続々結婚していく同級生たちを見送りながら

旦那どころか彼氏もいない(しかも猫を飼っている)わたし…

 

ほんと、険しいです。

しかも学生時代と違い、社会人になると毎日顔をあわせるのは友人ではなく会社の人であり、誕生日を祝われるとしても多くは形式的なものにとどまります。

 

LINEやFBだけでなく直接的に誕生日を祝ってくれる存在となると、それは家族、親友、彼氏というふうになってきて、彼氏がいないという現実が非常にシビアに差し迫ってきますね。

家族と親友いるならいいやん!っていう声が聞こえてきそうだけど。

 

で、それはいいんですが私は最近不眠に悩まされており4時間ほどしか寝られない日が続きまして今朝死ぬほど眠かった。

 

眠かったで済めばいいが会社も遅刻していた。

そう、彼氏がいるいないとか言ってる場合ではない程度に私は人として終わっているのでした。というか人として終わっているので彼氏がいない。

 

ランチ時になり、食欲もないけどうだつもあがらないし気分転換は必要だと思い

さっぱり食べられるジェノベーゼのラザーニャをいただくべく行きつけのレストラン

Ristoria Girasole (リストリア ジラソーレ) - 恵比寿/イタリアン [食べログ]

へ向かいました。

 

この近辺はどういうわけかラザーニャ激選区です。

有名店レッドペッパーもありますし、イタリアンのお店ではだいたいラザーニャを提供しているので嫌でも食べ比べることになるんですが、ジラソーレのラザーニャは生地が非常にやわらかくソースがとろとろ。ラザーニャといえば"しっかりした食感"のイメージが強かったのですが、それとはだいぶ性質の異なるものとなっています。

 

ジラソーレのラザーニャは以前はオーソドックスなミートソースだったのですが、3月くらいからジェノベーゼバージョンに変わりました。

 

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ベーシックなミートソースも恋しいけど…ジェノベーゼジェノベーゼでさっぱりいただけておいしいです。

 

 で、これを食べようと思って伺ったところ、オーナーがわたしを見て

 

「お誕生日おめでとうございます!?」

 

と……。

 

私が常連すぎてオーナーとFBでつながっていたため、

私の誕生日がばれていました。

 

わあなんか、、、、恥 ず か し い ! ! w

 

そのうえなんと、

デザートのティラミスをサービスしてくださったのです?

 

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ピントがあっていないのはわたしが下手だからでなくiPhoneが壊れているからです

 

あえて明言していませんでしたが

平常通りぼっちランチだったわたし。

 

母は入院中だし父は朝早いしで、今朝は特に誰との会話もなかったので

今日最初にお誕生日おめでとうと言ってくださったのがオーナーでした。

(なんか幸せな話なんだか悲しい話なんだかよくわかんなくなってきた笑)

 

しかもこのティラミス、めちゃうまやないかい・・・

デブは黙ってろと殴られそうですが控えめに言っても私は舌が肥えており

おいしいものとおいしくないものの区別はつく方です。

 

オーナーいわく、ティラミスのクリーム部分は、

マスカルポーネ、生クリーム、卵黄で作られることが多いそうなのですが

ジラソーレ流は生クリームを使わずに作るとのこと。

 

まあそういうウンチクはよくわからないのですが(言い方が失礼)

私がいいなと思ったのはスポンジの部分とクリームのバランスで、

テクスチャがしっかりとした濃厚なクリームに対して、

コーヒーの染み込んだスポンジの部分は主張が強すぎずさっぱりとしていて、

組み合わせたときに絶妙に食べやすいなと思いました。

つまりおいしいという意味です。

 

余談ですが、ティラミスって地味に当たり外れが多いのであんまり自分では頼まないんです。味付けがくどいティラミスにあたったりすると食後にこれは重過ぎる〜ってなることありますよね。

だけどつい先日居酒屋で食べたティラミスが衝撃作で。

「あ、味がしない・・・!!!!」という、まさかの一品に出会いました。

見た目はしっかりティラミスなのに味がしない…?

チーズの部分の風味が弱いだけならずコーヒー部分もこれはコーヒーではなく水なのでは・・・?と思ったくらいだったので、

今回のティラミスのおいしさが非常にありがたく感じたのでありました。

 

***

 

今でこそ常連ですが、実は初めてジラソーレにランチにお邪魔したとき、接客がtoo muchで落ち着かないなというのが第一印象でした。

小さなレストランなので顔もすぐ覚えられちゃうし、「お口に合いましたか?」と聞かれるのも、そりゃおいしいですって言うしかないやんって思って。

 

でもおいしかったのでリピートしました(

 

いつもパンと一緒にオリーブオイルを頼むのも覚えてくれて。

飲み物は紅茶が好きって覚えてくれて。

覚えられたくないけど覚えてもらえるのが嬉しいというジレンマの中でリピートしているうちに

最近は特に何も考えずに行けるようになりました。(こじらせてる客)

 

フロントに立たれるオーナーはいつも同じテンションで接客してくださいます。

イライラしてたり眠そうだったりぼーっとしている日はありません。

それってある意味当たり前だけど実際すごいことだと思います。

 

私は寝坊した日はすっぴんだったり髪ぼさぼさで伺ったりしてますし

デートがある日はばっちり決めてたり

機嫌良い日は追加ドリンク頼んだりしてるのでそういうの全部ばれてるはず。

食べっぷりでおなかすいてるんだなとか食欲ないんだなとかもばれてると思います。

 

でも客である私から見たオーナーはいつも同じです。

それが接客業だと思うけれど素直にすごいなあと思います。

自分でお店を持たれるくらいだからきっと非常に明確なビジョンやポリシーをお持ちでプライドを持ってお仕事されているのでしょうから

私なんかがすごいですねなんていうのはおこがましいですけれど

お店のことやお料理について熱く語るオーナーを見ていると

何かに打ち込めるというのは本当に価値あることなんだなと思います。(他人事

 

私に欠けているもののひとつはそういったパッションだなと思いつつもそれはもう仕様なのでおいとくとして

だけど誕生日においしいティラミスを出していただいたという事実は確かに

私の心に喜びをもたらしてくれたのでした。

 

おいしいものは、魔法。

 

tabelog.com

 

夜は伺ったことがないんですけれど、予算や目的に応じてオーナーがあれこれアレンジしてくださいます。

 

接待やデート、お誕生日会など、ここぞという時に使えるお店です。

ぜひ行ってみてね。

 

 

ノリコ