それでも恋するノリコ

恋愛ブログではありません!

人間的、あまりに人間的(ただの日記)

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父はなかなか重度の高所恐怖症なのですが、あるときこう言っていました。

「もしスカイツリーのてっぺん(外)に置き去りにされるようなことがあれば、落ちるかもしれないという恐怖のあまり飛び降りる」。

 

大小あれど似たようなケースってたくさんあると思うんです。

彼の気持ちが離れていることに気づいて、自ら振るとか。

試験に受からない気がしてもはや受験をやめるとか。

 

私もすごく臆病な気持ちになるときがあります。

たとえば、もし私が末期のすい臓がんと宣告されたら。死を待つのが怖くて自殺するかもしれない。

それどころか、まだ宣告されていない(今のところ予兆もない)現在においても、いつか末期がんを宣告されたら怖いなという思いから自殺したくなることがあるくらいで。

ほかにも、「もし〜〜〜な事件が起きたら精神的に保たないかもしれない」という起きてもいない不安事項が次々と思い浮かんで恐怖感にとらわれ発狂しそうになるときがある。

 

幸せになればなるほど怖いんです。

かわいくてかわいくて仕方がない愛猫たちの寝顔を見ているだけで、先住猫ががんで苦しみながら亡くなったときのことが思い出されるし

最近結婚やら妊娠やらで守るべきものが一気に増えて、これらを失ったら…という言いようのない漠然とした不安感に襲われます。

 

それがいかに無意味で非生産的なことか、客観的にはこれでもかというほど理解できるのだけれども、こういった不安感はしばしば脳を介さずに直接ハートをピンポンしてくるように感じられる(と言いつつ、それらは全て脳で処理されていることもまた変わりようのない事実だけれど)。

 

妊娠でホルモンバランスが変わっているからか、寒さのせいか、産休という慣れない環境のせいか、どうにも不穏な精神状態。やっぱり家で仕事するのはあんまり向いていないのかも。

少し外のカフェで仕事してきます。