それでも恋するノリコ

恋愛ブログではありません!

だーだのこと

f:id:maimaimu:20171114200239j:plain

時折だーだのことを思い出す。

 

5歳のときに、旅行先でなくしただーだ。

 

だーだというのは、愛用していた小さなかけ布団である。

あまりに気に入り片時も手放さなかったために両親が旅先にも持って行ってくれたのだ。

 

それがあだとなった。

 

睡眠欲・食欲・だーだ欲くらいの勢いで重要な要素だったのに失ってしまった。

 

人生で最初にもっとも悲嘆にくれ

 

来る日も来る日もだーだを想って泣いた。

 

二度と戻らないだーだ。

 

二度と抱きしめられないだーだ。

 

あまりに悲嘆に暮れていたので、母が同情してだーだそっくりの布団を作ってくれた。

 

でもそれはだーだではなかった。

 

わたしは悲しみから逃れたい一心で、だーだレプリカを愛そうとしたのだけれど

 

これはだーだじゃない。だーだとは何かが違う。触れた感じも、抱きしめた感じも…。

 

あれは私が初めて体験した「喪失」だった。

 

だーだ自体への執着を忘れたあとも、だーだを失くしたという事実だけは何度でも身に迫ってきた。

 

永遠に失われただーだ。

 

あの日の絶望。だーだが見つからないと知らせを受ける日々。

 

 

今日ふいにだーだのことを思い出した。

 

だーだをぎゅっと抱いて眠った心地よくて幸せな日々のことを。

 

一体だーだとはなんだったのか。あのぼろぼろの布団。くさかった布団。てかそもそも「だーだ」ってなに。ひらがななのかカタカナなのかもわからねえ。

 

だーだは概念に違いない。(※実在の布団です笑)

 

絶対に離したくなくて、安心できて、心地よいもの。それがだーだ。

 

あの日失っただーだを、多分今もずっと探してる。

アフタヌーンティーについてひとつの結論を言いたい

突然ですが私は #ヌン活 と称して、さまざまなホテルのアフタヌーンティーをレビューするというサイトを超細々と、ろくすっぽアクセスもないけれどもやってきました。

 

teavoyage.net

 

見てもらうとわかるのですが非常に上から目線な内容になっており(ただし意図的なものではない)、見る人によっては不快にすら感じるレベルかもしれませんのでご注意願います。

 

しかしなぜこんなに上から目線な内容になってしまったかというと、あのですね、レベルが低いんですよ(火に油を注いでいく)

 

てかね、アフタヌーンティーがはやってるからって付け焼き刃で参戦するのやめてほしい。金額を考えてくれ金額を。その金額で出せる商品なのか本当にいまいちど考えてもらえませんか。雰囲気がそれっぽけりゃ成立していると思っている担当者、絶対ひとりやふたりじゃないだろ。

 

ヌン活を始める前のわたし(きっとお店ごとに特徴とか違ってそれぞれの魅力があるんだろうな〜それをレポートしていったら楽しいだろうな〜)

 

現実→そもそも土俵に上がっているお店が少なすぎる

 

 

あのね〜ほんとにね〜、「ランチビュッフェのデザートで出しているものを、3段皿にのせるだけでもっと高い金額で売れるじゃん〜」ていうのは結構ばかにされている気分というか、やめろ

 

いや、ランチとディナータイムの間をそういう商品で埋めることは問題ないと思うけど、だったらその金額(5500円とか)じゃないよ。スイーツ盛り合わせ的な感じでお茶一杯つけて2000円でいいじゃないですか。あーなんか腹たってきた笑

 

 

ということでヌン活って継続的にできるものじゃないなというのがこの1年間22回のヌン活を経ての結論です。リピートに耐えうるアフタヌーンティが少なすぎる。なので今回はもう私の中の結論として、金額相応のアフタヌーンティが楽しめるのはここというのをもう発表させていただきまして、今後のヌン活は幅広く研究するというよりも、もう、本当に好きなところだけ通うんだ…。

 

❶マンダリンオリエンタル/オリエンタルラウンジ

teavoyage.net

 

スイーツがいまひとつふるわないのですがセイボリー、スコーン、サービスがとてもよく、私は一番回数行っています。紅茶はカップで出てきて、飲み変えも自由。ロイヤルミルクティーとバニラロイヤルミルクティーがあってあざとい。2人以上・平日という2条件揃うと4700円くらいでとてもお得に楽しめますがこの2条件なかなか揃わないですよね。週末は1000円アップするので結構きわどくなります。1〜1.5ヶ月おきに内容がかわり、それも結構変わってくれるのでリピートできる。私はもはやマンダリン行くために有休や代休を使うのも辞さない。紅茶の種類が増えたらなおよいというか助かります。

 

リッツ・カールトン/ザ・ロビーラウンジ

teavoyage.net

スイーツもセイボリーもおいしい。スコーンがふるわない。サービスは塩。お茶は飲み変え不可。ですが週末も金額が変わらないというのが神がかっています。雰囲気も「ざ・あふたぬーんてぃー」という感じで、「アフタヌーンティ行ったことないんだよね〜」という人にはとりあえず勧めておく。季節による内容の変化があまりないので頻繁に行きたい感じではないけれど、安定感がありとにかく人を連れて行くのに向いている。

 

❸パレスホテル/プリヴェ

teavoyage.net

4000円台でアフタヌーンティやっているところを見るとスタンディングオベーションしたくなる。しかも週末も同じ値段。しかもしかも夜(仕事後にいける時間)もやってるとか天才かな。

上記2件に比べると食べ物はフレンドリーな感じ(子供も好きな味)。逆にそれがいいという人も多いと思う。おいしいです。マロンシャンテリーが食べられるのも地味に幸せ指数が高いですし、唯一スコーンがないのが不満だったのですが、写真を見ている限り最近はスコーンがのっている。これは嬉しい転換。

季節による内容の変化は少ないけれど、紅茶の種類が豊富なので、「紅茶が好きなのでアフタヌーンティが好き」というクラスタであれば喜んでリピートする。なんせ週末や夜という選択肢があるのは本当に嬉しい。変わっていなければ、ロイヤルミルクティーもあります。なんかこう書いてたら割とプリヴェ最強でした。サービスさんもすごく人間味あふれるというか、フレンドリーな感じで居心地がよかったことを覚えています。

 

 

ということで以上3件です。トップ3とかじゃなくて、リピートできるアフタヌーンティは以上3件です。あとは番外ですが椿山荘はロケーションが特殊なので四季折々行きたくなります。

 

一点だけ、アフタヌーンティに力を入れているようなところでシャングリラだけ行けていません。シャングリラは週末だと6000円にも届こうという金額になるのでいける目処が立っていません。

続・隙間を作る

f:id:maimaimu:20171108104221j:plain

ツイッターで済ますつもりだったけれど、事象の連続性をアピールするためにやっぱりこちらに書こう。

 

最近不定愁訴的な心身の不調があるということをうけて、昨日のエントリー「隙間を作る」で睡眠時間の確保、食生活の改善、スケジュールの管理を宣言した。

 

nyoki2.hateblo.jp

 

そんなわけで昨日は、宣言初日くらいは…という思いもありかなり要素を詰め込んだ。

 

まずなにがなんでも0時に寝るという決意のもと、いつもだらだらと後回しにしがちなお風呂を20時に。しかも入眠補助のためお湯もためてゆっくりと浸かり、副交感神経を優位にした笑。

 

夕飯は、コンビニのサラダとスープ(サラダチキンを入れてチンするミネストローネ)なので食生活の改善のうちには入らないかもしれないが、とりあえず炭水化物は食べなかった。生野菜はどうか知らないけどスープは割と消化しやすいものではないか?消化しにくいものを食べたり、寝る直前に食べたりすると寝ている間に胃が活動して休まらないと聞いたのでそのあたりを意識してみた(すべてあいまいな情報でシュールだけど、気持ちの問題だから許してほしい)

 

そしてダメ押しの一手としてホットカモミールミルク(カフェインフリー)もはちみつ入りで飲んだ。無脂肪乳なのですごくおいしいわけでもないが、「ここまでやってやったぜ」という謎の達成感は得た。

 

それからスケジュール管理の側面では、なんだかんだ後回しにしてしまっていた某仕事を昨日かなり気合を入れてやった。いざ始まればなんてことない仕事だけど、なんせ疲れがたまっていたのでずるずると先延ばしにしてしまっていた。思い切って取り組むことで、逆に精神的な負担が少し減った気がする。それから請求する側の処理やされる側の処理など細々としたことも済ませた。

 

で、0時にはちゃんとベッドに入って、しかも1時過ぎには寝れた。

そしてここからが大事なのだが朝はべらぼうに眠くて全然起きられなかった。

 

以上です。

隙間を作る

f:id:maimaimu:20171107174240j:plain

自分のブログに行こうと思って検索欄に「それでも」って打つと「それでも僕はやってない」って候補出るの最高だと思います。

 

やってないよ私も(何を)。

 

何がしんどいのかわからないけれどなんとなく心身がしんどいときってありますよね。

 

そういうときって、大抵何かに余裕がない。

寝不足で体力に余裕がなかったり

あれやらなきゃこれやらなきゃって精神的に余裕がなかったり。

 

なんで寝不足なんだっけ、なんでこんなに働いているんだっけ、って考えてみると根本にもっと物質的な問題、つまり「貧乏」があったりして割と救いがない。

 

私に場合、一軒家を買うという身の丈に合わない選択をしたために基本的に返済がかなりヤバいですが、カツカツだとしても買えるんなら金持ちだろうという見解もあり割とわけわからない業火に焼かれています。あゝ、熱い。(とは言え、結局貧乏かどうかは、収入の絶対値よりも収支バランスが問題なので少なくともそういう意味では完全に瓦解している)

 

本当なら日々の何気ない健康というのは、「あ、スタバのクリスマス限定マグ悪くないかも~」と、さほど欲しいわけでなくてもなんとなく限定品を買ってみる、そんな心の遊び(空間的な余裕のこと)から育つはずなんです。(※主観的な意見です)

 

家を買ったことは後悔していないですが、抜本的に金欠で心に遊びがなくて息切れしているのかなとこれを書きながら再認識しました。

 

でもまあないものはないので、少なくとも別のことでは余裕を持てるようにすれば状況は改善するはず。

 

できることは本当はいろいろある。

 

 

まず睡眠時間の担保。

何の病気かわからないが、私はどうしても深夜2時くらいまで起きてしまう病気にかかっている。そして朝はべらぼうに眠い。

一日グロッキーな気分で仕事をする。これはよくない。

今夜は絶対に0時にはベッドに入ろう。入眠障害ブイブイ言わせている今日この頃だけれどそんなの関係ない。言い訳しないでまずはベッドに入る。今日の目標はなんといってもこれにする。

少しでも眠れるように、入浴もしよう。寝る前のホットミルクも導入しよう。なんだか眠れる気がしてきた。

 

 

次に、食生活の改善。

眠いやらだるいやらなんやらで弁当作りをさぼっていたが、最近はコンビニのおにぎりや外食に偏りすぎた。そもそも私は炭水化物を食べ過ぎると具合が悪くなる。これはよくない。

難しいことは考えずにとりあえずブロッコリーを茹でよう(とは)。ブロッコリーは高いので躊躇しがちだけれど冷静に考えて外食に比べれば安い。私はこれから弁当箱の半分がブロッコリー、もう半分が肉と卵というプロテイン飯を作る。

とりあえずブロッコリーさえ切らさなければなんとかなるのだ。なんだか作れる気がしてきた。

 

最後に、スケジュールの管理。

最近ちょっと、過密スケジュールすぎた。当たり前だけれどフリーランスから会社員になると、自由に使える時間が違いすぎていろいろうまく回らなくなる。結果的に、ひとつひとつは楽しい予定でも「身動きがとれない」という強迫観念で具合が悪くなってくる。これはよくない

基本に立ち返り、物事に優先順位をつけて、調整できるものは調整する。前提としてお金は必要なので個人の仕事を最優先したうえで、平日のアフター予定は週2まで。週末は最低でも半日(できればどちらかは終日)はフリーにし、気合いを入れて掃除するのと家族サービスをする。ハープ練習は2日連続では空けない。

ルールがあればパズルをはめるようにスケジューリングができるはず。いい流れを作って取り入れていきたい。

 

 

書くことでもやもやしていたことがずいぶんすっきりした気がします。なんかこういう話し定期的に書いている気がするけど(笑)。

 

最後に話し全然違うけれど最近の関心ごとメモ

・iPhoneXの評判がべらぼうに悪くてちょっとふふってなっている。今後の端末どうしようかな~

・現金をめったに使わないので財布を小さくしたい。冬のボーナスが出たら変えようかな~

・クリスマスの来客sに備えてyogiboをついに買おうと思っている。しかもmax。乞うご期待。

 

海に行きたいな~~~~(年中無休)

(前略)ボドゲにはまっています

f:id:maimaimu:20171029041106j:plain

 

突如ボードゲームにハマっています。今日はボードゲームのどんなところが好きか作文したいと思います。すごく私的な内容なのでつまらないと思いますが悪しからず。

ボードゲームとの出会い

ボードゲームを初めて遊んだのは去年の夏頃だったような気がします。お友達に誘われて、そのお友達の彼が主催しているボドゲ会なるものに顔を出したのが始まりでした。

ボードゲームって、いろいろあるんですよ。ほんとにたくさん。

それで、ボドゲ会っていうのはボドゲ大好きな収集家みたいな方達がいて、そこそこの量のボドゲを持ち寄ってくれている(このIT社会に、めっちゃかさばる箱に入ったアナログゲームを持ち寄ってプレイするというのがもはや逆に新しい)。私のようなパンピーは手ぶらで行けばいい。人数足りなそうな卓の近くで立っていれば入れてくれる。当然のようにどれもまったくルールがわからないんだけど、どの卓にもいい具合に詳しい人がいて、ルール説明を非常に手際よくやってくれる(インストールという)から全然問題ない。一回の説明ではだいたい理解しきれないんだけど「とりあえず一回やってみよう」と言って質問挟みつつやっていく中でいろいろ腑に落ちていくという感じ。

実際にやってみて、「想像と違った」と思ったのを覚えています。想像より、楽しい。というのも、どのゲームも本当によく練られていて、奥が深いんですよ。いろんなゲームがあるけどどれも運要素は必ずあって、強い人でも必ず1位になれるわけじゃないというのがうまいことできている。その運の比率もゲームによって違って、中には運99パーセントという勢いのものもある。個人的には運要素が強すぎるものは「ゲームとして成立していない」という感想なためあまり好まないけれど、そういうゲームも挟みながらやっていくことで遊び方の角度みたいなものがちょっと変わってそれはそれでおもしろいから、トータルで見たらそういうゲームもぜひやりたいと思う。

それからボドゲのおもしろいところはそのコミュニティにある。まず、ネトゲと違ってボドゲはひとりでは遊べない。よって、仲間を増やすことに非常に積極的である。なのでみんな優しい。インストールのときも「こんな簡単なのがわかんないのかよ!」みたいなオーラを出してくる人はいない(もしくはまだ出会っていない)(ちなみにネトゲにはよくいる)。友達の友達、ウェルカムという文化。そして、初めましての人同士がこれと言って名乗ったりせずいきなりボードゲームを囲んで遊び始めるというのもおもしろい。ある意味これはオンラインゲームなどとも似ているかもしれないが、「行きずりの人同士がひとつのコンテンツを囲んで数時間を共にする」というのが引きこもりの私には新鮮だった。結果的に、もう何度も会って一緒に遊んだのに名前を知らない人というのがいまだに普通にいる。というか知っている人もフルネームとかは知らない。私も主催の人に「ニョキニョキ」と呼ばれているゆえにまさか松本という苗字とは知られていないだろう。

(※ですますで書き始めたのに途中からである調になるのはこのブログのあるあるなので許してください)

ボードゲームにハマるまで

面白いなとは思ったけれど最初からすごくハマったわけではなくて、1年くらいたまーにその会に顔を出していたら今月くらいから突如ハマった。何をもってハマったとするかはあれだけれど、具体的に言うとふとした瞬間に「ボドゲやりてー…」と思うようになった。

分析してみたのだが、ボドゲ会に行って、帰るときに、たとえば最初の頃は「ボドゲって奥が深いんだな〜」などの感想を抱いていた。それが次第に「今日、あのゲームでなぜ勝てなかったんだろう」といったようなことを考えるようになっていった。つまり「ボドゲ会」という「イベント」に対する感想ではなく「(勝負という意味での)ゲーム」への所感にシフトしていった。思うに、ボドゲやその界隈のカルチャー?に少し馴染んで、ようやくボドゲ自体に関心が向くまでにこの1年がかかったのではないか。まあ、このプロセスは分析する必要なかったよね。どうでもいいね。

ボードゲームの興味深いところ

ボードゲームは人生に似ている。と、今日思った。まず、出る杭は打たれる。序盤で飛び出してはいけない。残りの3人に潰される。当たり前といえば当たり前だ。ゲームというのは勝つことを目指してやるものだから、いいスタートを切っている人がいれば牽制するのは当たり前体操。だけどこれまで私は「相手を封じることで自分が勝つ」という何かをやったことがなかった。自分が一生懸命やったことといえば受験だけど、自分が高まれば合格できるものであって他の受験生を牽制する必要はなかった。習い事にはバレエなどをしたが、みんなで協力してひとつのものを作り上げるという性質で、誰かをだしぬくというものではなかった。

ボドゲは違う。根底にだますというのがある(事実というより主観です)。手持ちのカードがよかったとしたら、それは極力悟られてはいけないし、めっちゃいいカードが手元にあっても、あえて初めは出さないという駆け引きも必要だ。2番手・3番手を走って、終盤でぱっと1位におどり出る。これしかない。4人とかそれ以上で遊ぶのだから、序盤から先頭を走れば1:3の構図になって絶対に勝ち逃げできない仕様だ。こういう側面が人狼に似ている。何食わぬ顔で出し抜かなくてはいけない。思えば勝負事というのはおおむねこういうものなのだろう。マラソンも、先頭集団にはいなくてはならないが先頭になっては風を受けて疲弊し結果的に先頭を譲ることになると聞いたことがある。考えてみればマリカーなんかそのまんまだ。しょっぱなに先頭に行ってしまうとあらゆるアイテムを使ってあっという間に引き下ろされてしまう。

それから、ボドゲには時に妥協が必要だ。自分との駆け引きとも言えると思うのだけれど、たとえば複数のカードからどれかを引くというシチュエーションで、AとBの2枚のカードで悩んだとする。Aは、もし、この先「ある特定のカード」が出た場合にめちゃ強い。ただ、当然ながら「ある特定のカード」は場に出てこない可能性もあるし、出てきたとしても自分が取れるとは限らない。出てこなかった場合は、Aが全然強くなくて、だったらBの方がマシ、という状況。「ある特定のカード」が出るか出ないかはあくまで確率論というか運の話なのでどっちを選んでも結果によって正解にも不正解にもなるけれども、ここでいろいろ鑑みて十中八九「Bだな…」という選択をするのが私であって、そして私の人生なのである。

人生にはいろいろなタイミングで妥協という選択が訪れる。たとえば第3志望のC社から内定が出て、1週間以内に返事をしろと言われた。だけど第2志望のB社の選考はまだこれからグループ面接というフェーズだ、というときなど。第1志望の会社ならまたわからないが、確実にいける第3志望と、そもそも最終に進めるかどうかすらわからない第2志望だったら、前者を優先する人は少なくないだろう。妥協と言っても前向きな妥協に入るものだとは思うが、ボドゲをしているとなんだかそんなことばかり考えてしまう。

ここで選ばなかったカード、ここで勝負しなかったカード。ボドゲでは、数分後の勝敗を分けるわけだけれど、人生においては数年後の自分の姿を変えることになる。

手元のカードをどうするか。

生かすも殺すも自分次第だと思うと、ものすごく真剣に考える。

そして負けたときは帰りに考える。どうしたら勝てたのか。どこで勝負を間違えたのか。

深いよ…ボードゲーム

袖振りあうも多生の縁

歳を重ねるにつれて人づきあいに関する考え方が変わった。

10代の頃は「知人を友達を思えるまでには最低2年はかかる」とか「交友関係は狭く深くがいい」とか言っていたものですが(まあ今でも思うには思うけど)

最近は「自分と他者はあくまで別の人間だ」ということへの理解が深まり、何年一緒にいたって理解し合えない部分はあってもおかしくないし、一緒に過ごした時間が短いからといってその人が自分の理解者ではないということにはならないと思えるようになった。

当たり前といえば当たり前のことだけれども。

だから付き合いが長かろうが短かろうが、ある瞬間にある感情を共有できたなら、私はぜひその人を友人と呼びたい気分である。

 

 

 

たとえば、一緒に食事を囲んでおいしい!と感激し合えたなら。

画面越しに同じゲームをして(ネトゲのことだ)、一緒に熱くなれたなら。

映画館でたまたま隣に座って、同じシーンで涙をこぼしたなら。

 

 

そのときその感情を一緒に抱けたことが何よりのコミュニケーションだと思う。

その人がどんな思想や理念を持っているか。どんな価値観か。

やや乱暴な言い方だがどうでもいい。

名前や性別だって問題ではない。もちろん国籍も。

 

 

 

・・・・・・・・・・・って思える出来事がこの前あった。

 

作家・小野美由紀さんが主催した「身体を使って書くクリエイティブライティング講座」に参加したときのこと。

 

f:id:maimaimu:20170920162833j:plain

 

実はライティングに関するワークショップに参加したのは人生初だったのだけれど(なぜか演劇のワークショップに一回行ったことがある)、なぜこちらの講座に興味を持ったかというと

 

ワークショップ概要ページの「狙いと目的」の1つにこう書いてあったからだ。

 

3.自分らしい表現方法を深める
自由に、楽しみながら、自分らしい表現方法、人に伝わる方法を発見してゆきます。

そのために、心と体の緊張をほぐすワークや、自分のなかの「感情の素材」に出会うワークなどが用意されていると書いてある。

 

・・・・・・・・・・・・・どういうこと?(笑)

 

ワークショップ自体ほとんど経験がないということと、私の想像力の乏しさで、この説明がわかるようでわからない。

それなら体験してみようじゃないかと思って申し込んだ。

 

なぜか試す側のような心境の受講前

後から振り返ってなんとなく思うことなので、そのときはそういう自覚を持っていなかったと強く主張しておくが

 

根がひねくれているせいか、受講前はどこか斜に構えていた部分があるような気がする。

 

小野さんにお会いするのは初めてだったので、どういう人なんだろう。ファシリテーターとして名を連ねる矢野さん、岡村さんも何者なんだろう。一体どんな人がこの講座に興味を持って申し込むんだろう。どんな文章書くんだろう。どんなテンションで取り組むんだろう。

 

もう、全然当事者意識がなかった気がする!いやお前が受講生だよっていう(笑)

 

まあ嵐でしたしね(関係ある?)

 

濡れそぼっていたので。

でもそうかあ、そんな私みたいな人のために畳の上をキャーキャー言いながら走り回るワークがあったのか…。

 

受講生とファシリテーターで計12人だったと思うのですが、前の人の肩に手をおいて電車のように連なった状態で、先頭の人が最後尾の人を追いかけまわすっていうアホ極まりない遊びで絶叫しながら逃げまどった私はなぜ最後尾にいたのかというとじゃんけん電車でひたすら負け続けたからである。

 

 

ほかには、2人1組になって、前の人は目をつぶり、後ろの人は前の人を押して部屋中を歩き回るというワーク。前の人は、後ろの人を信じてひたすら足を前に進めるしかないのだが、これが案外こわい。しかも途中で後ろの人が入れ替わる。目を閉じているので誰になったのかは見られないため、「触り方や手の大きさなどに意識を集中させて、誰が押しているか想像してみて」とのこと。

 

これがほんとに面白くて、ただ押されているだけなのに人によって全然違う!見た目やしゃべり方、性別などに印象操作されずに、その人の本質?に触れられる気がした。そして最後に押してくれたのは小野さんだったのだが、目を開けていいですよーと言われた瞬間に「美由紀だと思ったあ!」と咄嗟に口をついた。

 

 

…どんだけなれなれしいねん私

 

 

でもそれも愛嬌みたいな雰囲気だったので大丈夫です。

 

※ちなみに下の名前で呼び捨てにしたのは、最初にお互いの呼び名をインプットするワークがあってそこで「美由紀」と何度も発語していたためであって、私がぶっ飛びすぎているというわけではないです、念のため笑

 

気づけばすっかり当事者意識に変わる後半戦

午後のワーク、つまりどのように自らの中から「素材」を見つけそれをアウトプットにつなげていったかについては、せいけんさんのレポートや

kiga-rune.jugem.jp

同じく受講していたれいちゃんのnoteに詳しいのでここでは割愛する。

note.mu

 

ちなみにれいちゃんのレポはタイトルの日付は違うわ参加者の人数は違うわで数字にどんぶりなところがとてもいい味を出している(笑)

 

それはいいとして、後半もあんなことやこんなことをしながらワークを頑張った。その過程で、同じテーブルの人とインタビューし合いながら意見交換したり、ヒントを出しあったりする。狙いとしては、第三者の視点を加えることで自分の中にある「素材」を客観視することができ、作品に昇華しやすくなったり、もしくは新たな発想のきっかけになったりする、などあると思うが

 

結果的にものすごい相手の内面を知ることになる(ほじくるとすら言える)。

 

たとえば私が「東京都出身で小学校から高校までカトリックの一貫校を出ました。その後医学部に入りましたが2年で中退して東京芸大に入りました。新卒で入った会社は1か月半でやめてそのあとも紆余曲折ありましたが今は会社勤めでライターをしています」と説明したら私の半生を知ることはできるかもしれないが

 

それはつまり何も知らないのと同じである。私が女であることや28歳であることと同じくらい表面上の情報だ。

 

でもこの日、こういったことをなにひとつ知らない受講仲間たちは私の「日記を20年近く書き続けていること」「失うことを過剰に恐れる性質」「音楽をきっかけに精神を立て直した過去」「なにかとセリフ調で作文するクセ」「ルールがかえって私を生かすこと」「小学生のときオリジナルの暗号を使って手紙を書いていたこと」「猫ばかであること」「じゃんけん電車が弱いこと」を知っている。

すごくない?

しかもその中の「失うことを過剰に恐れる性質」「ルールがかえって私を生かすこと」「じゃんけん電車が弱いこと」は自分自身ですら知らなかったことだ(じゃんけん電車はもういいよ)。

 

 同様にして相手のこともたくさん知ることができた。あるキーワードからどんなものを連想するか、何を題材にして書くか、どう発表するか。そのひとつひとつがすべて個性で、その人そのもので、まさに作品だった。端的に言うと、私はとても感動した。

 

 

それからね、その日私は猫神「ふわふわ様」の話を書いたのだけれど、ワークで「お互いの文章を交換して読む」っていうのがあって。これもやはり第三者の視点を持って自分の作品と向き合うためだと思うが、私の創作文を怜ちゃんが読んでくれまして。あとからわかったことだけれど怜ちゃんは日ごろからライブをする人物で、まさにプロという感じで見事に「ふわふわ様」の世界観を表現してくれた。

 

私は大学で作曲を勉強していたこともあって、自分の作ったものを他者が表現するという形態が大好きである。自分の作品にまったく新しい+αの力が加わって別モノになるというイリュージョンが大&大好きなのである。

だからワークショップラストの発表のときも、みんな自分で発表する中、私は怜ちゃんにお願いした。「人の文章を読むのは初めて」と言っていたので、私は怜ちゃんの初めてを奪ったのである(何の話)

 

 

あの日、あの会場へ行くまで

私は、このワークショップで何か得られるとしたらライティングに関するクリエイティブな発想だと思っていた。

もちろん、ライティングに関するさまざまなワークはどれもおもしろく、創作意欲を掻き立てられ、自分の知らない一面を知ることになり、非常に充実していた。

けれどそれ以上に、自分が初対面の人の言葉にこんなに胸を動かされることがあるのだと知ることができたのは嬉しい誤算だ。

 

そして最後、小野さんから「ぜひ創作の仲間を見つけてほしいと思う」と言っていただき、まさにそれだ、必要なのは、仲間だ…!と嵐の真ん中で思ったのだった。

 

 

 

 

作るって、すごい。作るって、爆発だ!

芸大を出ていながら、なんだか忘れていた。毎日会社員として何千字も無機質な言葉をタイピングしていたら、忘れていた!

 

でも思い出した!やったー!!

 

私はあの日、本当に「やったー!!」と思いながら眠りについた。あの日の爆発、忘れたくないなあ。

 

就職した話

f:id:maimaimu:20170803025229j:plain

アメショを2にゃんお迎えして今日も生きています。こんばんは。

突然ですが就職しました。

14ヶ月フリーランス生活を送って、再就職しました。備忘録としていくつか書き記しておきます。

 

なぜ就職しようと思ったか

言える理由と言いにくい理由があるのでまずは前者の方を。

 

「人間らしくなりたかったから」

フリーランス生活って、いつ起きていつ寝てもよくて自分の好きなように仕事をハンドリングできて平日を自由に使えて…本当に最高でした。

しかしその生活が10ヶ月を越えた頃から…なんかよくわかんないけどなんとなく具合悪い。と思うようになった。

だるいというか。ぼーっとするというか。

寝ても寝ても寝た気がしない。というかむしろ寝付けない。いつも脳内が腫れている気がする。

ぱっと思いつく理由に

・動かなすぎ(通勤すらなく、数日引きこもるなどザラ)

・画面見過ぎ、タイピングしすぎ(眼精疲労、腱鞘炎)

いやウォーキングくらいしろよと思われるだろうがそれができたらそもそもこんなことにならない。

そして

・部屋着以外のちゃんとした服を着ない、化粧もしない

・人と会わない(コミュニケーションの忘却)

というのも加わり「私はそのうち肉塊になるんじゃないか・・?」と思うようになってきた。

会社勤めをし、決められた時間に起床し決められた時間に出社し、決められた業務をおこなう。実はこれこそが人間らしく生きるということなのではないか…?などと考え始める。

 

言いにくい方の理由はさらっと。一部のクライアントの無茶ぶりに疲れた。

 

どんな会社に就職したか

縁あって教育業界の会社にお世話になることになりました。その中の、出版編集部というところに所属しています。当たり前といえば当たり前ですが今さらライティングや編集以外の職種にはいけないというか、これだけが武器というか…

上司は役職名をつけて呼ぶような会社で、今までみたいな「サンダルOK」とか「音楽聴きながら仕事OK」とかとはほど遠い世界です。めっちゃ大きな声で挨拶とかします。案外順応しています。人ってすごい。

これまでの仕事があった上で、ステップアップとしての就職ができたのでキャリアアップに当たると思います。本当に拾ってもらえたことに万感の思いです。

 

就職直後所感

まだ2週間ちょっとしか経っていないのですが、すっかり人間に戻りました

夜0時に布団に入るとか、朝8時に起きるとか、毎日化粧するとか、なんて人間らしいんだろう!!!

我ながら何に喜びを感じているんだかよくわからないけれどなんか人間になれたって感じで嬉しいよ(頭悪い)。(そしてこれを書いている今が2:44という矛盾)(頭悪い)

 

そのほか思ったこと。

・職場が近いのは絶対正義(通勤ラッシュで苦しまない。時間の無駄もない)

・まじで時間がない。帰宅して夕飯食べて猫のトイレ掃除して洗い物して風呂入ってCOSMUSICAのことをやったらそれだけで3時間はすっ飛ぶ。ハープの練習時間を捻出するのに必死。朝30分、夜1〜1.5hを目標にやっているが0の日もしばしば

ユニクロは最強。オフィスファッションなんてわからないよ〜〜と思っていた一ヶ月前のわたしを優しく抱きしめにいきたい。ユニクロがあるから大丈夫だよって、耳元でささやいてあげたい

・太った(一日1〜2食が2〜3食になり体重増えた)

・靴がほしい(一足だと履きつぶしてしまいそう)

 

眠いのでとりあえずここまで

またいろいろ書きにきます