ご無沙汰!
ライターをしているというと、ご自身のブログとかもあるんですか?と聞いてくださる方がいるんですが、「ありません」と即答しています。
ここは、一応ブログなんですけど、「ライターのやっているブログ」というとはあちゅうさんやイケハヤさんのように毎日更新される、仕事に直結するようなものを想定されていると思うので、ありませんということで相違ないかと思います。
ここは別名、チラ裏なので。
今日も近況をたらたらと。
フリーランスになってからすごく忙しくて、働いている時間だけ見たら明らかに会社員時代より働いています。で、疲れていて、時折精神もくたくたになります。
その状態をですね、「繁盛している」というふうにとらえて素直に喜べれば、それも嬉しい悲鳴ということでまあ良いんですが、「自分がどんくさいからこうなるんだ」という自責モードに入ってしまうと結構しんどくてですね。
でもこれってとらえ方の問題で「忙しくて疲れている」という事実は事実なのでそこを解決していくしかない。それは仕事を多少絞るという選択肢でもいいし、睡眠時間や食事を整えてメンタル力を鍛えるという選択肢でもいいし、解決に向けてなにかしないとただただ疲れているだけなんですよね。
こうして仕事とは関係ない文章を書くのも、かなり気晴らしになります。今日、一個大きいものを納品したので、割と気持ちは落ち着いています✨
最近悟ったんですけど、精神っていうのは傷つくものなんだなと。
ずっと、「楽して生きる」のがテーマでした。割と器用な方なので8割の努力でずっとやってきたし、本当につらいことからはすぐに逃げてきました。
そのスタンスは今も変わらないし多分これからも変わらないけど、その上で思ったのは、そういう生き方を選んでもやっぱり楽には生きられないという現実…笑
とにかく精神衛生を保つことばかり考えて生きているんですけど、やっぱり100パーセントいつも楽しいとかラクとかってことは起こりえない。どんな仕事も、絶対につらい側面があるし絶対に楽に稼ぐとかできない。人間関係も同じで、どんなに器用に立ち回ったって困難が訪れるときは訪れるし、恋愛だって正解なんてものはどこにもない。
芸大時代、たいした技能はないですけど作曲を専攻していて、ほんとに生みの苦しみってやだなって思ったんですよ。作品を「作らないといけない」というプレッシャーが本当に負担で(じゃあなぜ専攻したのか✋)、生みの苦しみを味わわなくていい仕事につきたいと心底思ったものです。
なので正直ライターとかも毎日文章書くの無理ってほんとに思ってた。文章書くの得意だけど、たまにでいいんだよたまにで。毎日何千文字も書くなんてつらいんだよ。普通に。しかし成り行きでライターとなってしまった。案の定もう何も考えたくないとか筆が進まなすぎる日とか、無知なジャンルについて書くことになって苦しむとか締め切りに追いかけられるとか本当いろいろある。もっと楽な仕事あったらいいなとか思ったりした。
でも2年毎日書き続けてようやくその苦しみも仕事の一部として受け入れられるようになってきた気がする。(諦めとも言う)
毎日ってあっという間に過ぎ去っていきますよね。つらい日も楽しい日もあっという間に過ぎ去っていく。今日つらくても、明日つらいとは限らないし、明日楽しくても、あさって楽しいとは限らない。人間ってナマモノだし、毎日が100点の日にはなりっこない。本当につらくて仕事やめたい、なにもかも投げ出したいと思うときはあるけど、そのあとたくさんの人に読んでもらえたり良かったと言ってもらえたりするとトントンになったりする。
私、人生山あり谷ありって言葉があんまり好きじゃなくて。つらいつらいってなってるときに、「人生は山あり谷ありだよ」とか言われると、「それは一応知識としては知ってる」ってなるじゃないですか。てかそれは、あとから振り返ったときに結果的に「谷もあれば山もあったな」って思うものであって、「今、谷だからこの先山があるだろう」っていうのとは違うじゃないですか。しかもその理論でいったら山フェーズのとき大変ですよ。「今楽しいけどこれから谷フェーズくるに違いないgkbr…」とかいやだわ笑
なので、人生山あり谷ありは80歳になったら言いたい。
今は、谷にいても、目の前の谷を愛するしかなくて、いつか来る山を夢見たりはしないのさ。
いやー我ながらいいこと書くな!