それでも恋するノリコ

恋愛ブログではありません!

伝える文章講座② 書き始める前のTo Do

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はいどうも。

前回は伝える文章講座ということでライティングの心意気、「おもてなしの心」についてお話させていただきました。

 

っていうこの前回の振り返りのようなものも、初めてこのブログを見てくださった方や、前回のエントリーを見ていらっしゃらない方にも、どのような趣旨と流れでこのエントリーが存在しているのかということを知っていただくために書いているんです。これもおもてなしの一言で説明がつくと思うので、ぜひみなさんも実践してください。

 

もちろん、リンクをつけるんですよ。

新宿駅で、丸の内線はこっちって矢印をたどっていけば丸の内線にたどり着くという便利さを当たり前に享受している現代日本人に対して、リンクを欠かすということは喧嘩を売っているに等しい行為だと言っても過言ではありません。

 

…と、このように一見関係ない例を引き合いに出して少しでも「面白いな」「なるほどね」と読者の興味を引くよう工夫するのも一種のおもてなし技法といえます。芋づる式で色々言えてしまう。

 

さて今回のトピックは、ライティングの前にやっていただきたいことです。

(念のため補足しますが、私はライティングの訓練をこれといって受けたこともなく、ノウハウを確立しているわけでもなく、あくまで自身の考えるライティングテクニックというのを言語化してみようという試みのなかにいるのであって、このハウツーを誰かに押し付けようとか、これが最高の方法だというような考えは持っておりません。ちなみにこういった"逃げの"注意書きはメディアでは「個人の見解です」とか「2016年○月○日現在の情報です」のような形で現れます)

 

まず全体の流れですが、

  1. 読者層の仮定
  2. ゆるいプロット作成
  3. 見直し

となっております。

(このように目次を入れるのも、最初に読み手に全体像を見せることで、その後の理解がスムーズになるであろうというおもてなし。また、ここで読み手はその記事を読むかどうか判断できる=読者が無駄な時間を使わなくて済む、という親切設計でもある)

 

1.読者層の仮定

まず読者層の仮定ですが、これはなにかというと、「誰に読んでもらいたいか」を最初に決めるということです。

たとえば、今私が書いている「伝える文章講座」では、想定している読者は

「文章を書くのが好き、もしくは興味があるけれどどのように書いたらいいのかわからない人」

です。これくらい具体的で良いです。

これくらい具体的でないと、どういう風に文章を書き進めていけばいいのかわからなくなります。

もし、想定している読者が

「文章がうまくなりたい人」

という大雑把なものだったらどうなるでしょうか。

小学生が読んでも役に立って、ブロガーが読んでも役に立って、プロのライターが読んでも役に立つ…そんな情報が書けたらそれに越したことはないのですが、たとえば小学生に対して「読者層の仮定!」なんて言ったら的外れな気がしますし、プロのライターに対して「読者層の仮定!」と言ったら初歩的すぎてまあまあ失礼です。

そう考えると、結局どこからどこまで書けばいいのかわからなくなる。読者層を決めずに文章を書き始めることは、「誰に渡すかは決めてませんが喜ばれそうなプレゼントを買ってきてください」と言われるくらい無茶な話なのです。

 

実際は、誰が読むかわかりません。むしろ想定した読者じゃない人以外の人のほうが多く読む可能性の方が高いです。ですがそこは問題ではありません。大勢をもやもやさせるより、ターゲットを満足させることの方が重要です。

 

逆に、読者を最初に仮定できれば、相手が求めていることは何か推測することができます。相手が欲しい情報を、お出しする。それがおもてなしであり、相手のかゆいところに手が届けば、「また(読みに)来よう」と思っていただける可能性も高まるというわけなんです。

 

2.ゆるいプロット作成

次に、ゆるいプロット作成です。プロットというのは、文章の流れ(構想)や、言い換えてしまえば起承転結のこと。文章を書き始める前に、大まかな流れを頭に描いておきましょうということです。

改めて考えてみたらライター仲間とプロットの書き方についてなど意見を交わしたことがないので、他の方がどのように書いているのか存じ上げないのですが、

個人的にはゆる〜〜いプロットを作ることを推奨していきたいと思います。

理由は、単純に、気が変わるかもしれないから。

書いているうちに、ここはもっと盛り込みたい、ここは思ったより膨らまなかった、といったように予定がかわることは日常茶飯事なので、プロットはやんわり組んでおくくらいのほうが、臨機応変に対応できるかなと。

 

今回のエントリーでは、私のプロットはこんな感じです。

 

タイトル案:文章を書き始める前のTo doとは

  1. 読者層の仮定
  2. ゆるいプロット作成
  3. 見直し(お茶を濁していないか、言いたいことがぶれていないか、内容に齟齬がないか、予定した着地点に着地しているか)

 

ほとんどさっきの目次のまんまじゃん!ていう。

プロットはだいたい、その記事の核となる部分だけ決まっていれば良いと思います。目次って読者のためだけでなく、最初は自分のために生まれてたんですね〜。

 

3.見直し

待って、今気づいたけど見直しって書き始める前のTo Doじゃないじゃん。

めっちゃ書き終わったあとのTo Doですよね……。

 

…っていうね、

見直しの3か条

  1. お茶を濁していないか
  2. 言いたいことがぶれていないか、内容に齟齬(そご)がないか
  3. 予定した着地点に着地しているか

の2にまさに該当する事故が起きました。

すごいテクニカルに伏線を回収した技巧記事みたいになってますが(なってないか)、普通に素で間違えただけです。

 

本来であれば、「タイトルと内容がちぐはぐになっている!」と気づいたらタイトルか内容を変える必要があるわけなんです。

今回でいうと、この「見直し」という工程はとってもお伝えしたい内容なので、タイトルを変えることになると思います。

そうですね…思い切って「伝える文章講座② テクニック編」くらいにした方がかえって面白そうに見えるかもしれません。それか「伝える文章講座② たった3つのTo Do」とか。

タイトルについては次回のエントリーで書きたいのですが本当に難しくてですね。タイトリングだけを勉強するライター講座などもあるくらいなんです。

 

残りの2か条についても補足します。

まず1のお茶を濁していないか、ですが、これは曖昧な表現は避けましょうということです。

たとえがぶっとんでますけどたとえば政治家が街頭演説で「世の中のためになるいろんなことをしていきます!」とか言ってたら「いやどんなことをするのか説明してくれよ!」ってなりますよね。

わたしたちは(というか少なくとも私は)政治家でもないし本来発言力のある人間でもないので、発言がふんわり無責任でもさほど問題ではないように思われますが、それがひとたびメディアでの発言となると、読み手の目は一気にシビアになります。

 

たとえば「文章 書き方」と検索して、このエントリーにたどり着いたとします。ここに、「文章の書き方についてはたくさんの良い書籍が出ているので調べてみてくださいね〜!」と一言書いてあったらどうでしょう。

 

がっかりしませんか?

 

文章の書き方が知りたくてたどりついたのに、文章の書き方を知ることができなかった。しかも、書籍名やリンクが貼ってあるならまだしも、それすらもなかったとなれば…

このブログは「情報の質が低いからもう来ない!」という烙印を押されてしまうわけです。

個人ブログならまだ良いですが、メディアでそれをやってしまうと読者はもう来てくれません。というわけで、曖昧な表現は極力避けるようにします。

 

と、ここまで明言したあとに言うのもなんですが、実は、逆に曖昧な表現を使うべきときもあります。

いわゆる炎上防止のためです。

ちょっと過激な表現をするときや、意見が分かれそうなことについて言及する際に、「〜といえるかもしれません」「〜という可能性も否定できませんが」「〜といえないこともない」のようにオブラートに包むときがあります。

これは保険といいますか、やはりメディアの発言力というのを考えたときに明言を避けておきたいときに使うもので、まあ…大人の礼儀作法のようなものです…。

 

なので、"意見"についてはお茶を濁すこともあるけれど、"情報"については曖昧な表現をしない! というふうに意識してくださいませ。

 

最後のひとつ、予定した着地点に着地しているか。

みなさんは、お友達と話していて、何気なく話し始めたことを一生懸命話しているうちに、気づいたら話しのオチが全然関係ないところにいってしまった、という経験はありませんか?

無計画に飛び立つと、ゴールを見失って見知らぬ土地に不時着してしまう現象は会話でも作文でもよく起きる事故です。

これは、さきほど最初に作ってくださいねと言った「プロット」があればおおかた回避できる現象なのですが、それでもやっぱりよくよく読むと若干ずれた着地をしているということが、まま起きます。

 

たとえばこんな作文です。

 

タイトル:私が猫を好きな理由

起)私は猫を7年前から飼っていて、楽しいときもつらいときも、家族同然にたくさんの時間を共有してきました。

承)気まぐれなところや、付かず離れずいつもそばにいるところ、遊ぶときのやんちゃな表情や、寝ているときの猫とは思えない無防備さが好きです。

転)でも、たまに喧嘩をするときもあります。遊びのつもりだとわかっていても、しつこく噛み付かれたり眠いときに起こされたりするとイライラすることもあります。でも、けんかするほど意思疎通がとれているということなので、それはやっぱり嬉しいことと言えるのかもしれません。

結)やっぱり私は猫が大好きです。とにかく長生きしてほしいので、最近は食事やおやつにもこだわるようになりました。

 

 

気づきますでしょうか。

結の部分でさりげなく別のトピックが始まってしまっています。この作文のテーマは「私が猫を好きな理由」だったはずなのに、最後は理由ではなく「猫を好きな結果こうなった」という若干違う話題へ静かに移行してしまっています。

まとめの段落でさりげなく違うところに着地するというのはとってもよく起きます。

正直プロのライターでもたまに見かけるくらいです…もっと小さい事故ですが。

これが起きる理由は明白で、気を張って本文を書いたあと「よーしもうまとめだ〜✨」と思って気が抜けているんですね。(多分)

 

とにかく、書き終わったら、読み直す。もっと余裕があれば、翌日読み直すとさらに良いです。その一手間で、文章の精度をぐっと高めることができると思います。

 

長くなってしまってすみません。

次回はタイトリングについて書きたいと思います。

タイトルがPV数を左右するといっても過言ではないくらいタイトル付けは重要なのですが、内容と乖離(かいり)してはいけないという絶対的なルールがあります。

映画だって、予告編がすごく面白そうだったのに本編を見たら全然予告編でイメージしてたものと違った…となるとなんだか騙されたような気分になると思うのですがそれと同じことです。

しかしタイトリングは本当に奥が深いので私が何か言うのは本当にリスキーというか自分でもどうかと思うのですが…、たとえ付け焼き刃でもいくつか本当に重要だと思う点はピックアップしてお伝えできたらいいなと思っています。(願望)

 

では。

ノリコ・ニョキニョキ

 

クラシック特化WebメディアCOSMUSICA(コスムジカ)遊びにきてね⬇️

伝える文章講座① 合言葉はおもてなし

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こんばんは。

私のような駆け出しのライターがこのようなエントリーを書くのは大変おこがましく恐縮ではありますが、

僭越ながら先日自身で立ち上げたCOSMUSICA(コスムジカ)というクラシック音楽特化ウェブメディアを運営していくなかで、私なりの(メディアにおける)ライティングのノウハウというのを少しずつ言語化していこうと思い立ちまして、それはまだ試みの段階ではありますがまずは始めてみます。

書くことは好きだけれど、もしくは興味があるけれど、どうアプローチしたらいいのかよくわからないという方にむけてのエントリーです。

本当に私なんかがすみません。

 

テクニック的なところは編集でなんとかなっちゃうので割愛するとして、とにかく最初にお伝えしたいのはライティングの心意気のような部分です。

 

ライティングに必要なもの…それは「おもてなしの心」だと思います。

 

自分のブログであれば自由表現でよくて、むしろ我を貫いたり持論を展開するのがおもしろみだと思うのですが、メディアにおいては「私の書いたものを読んで!」「教えてあげてる!」というスタンスでは誰も読んでくれません。

たとえば、

「〜〜については公式サイトをごらんください!」

と書いてあってリンクがなかったら…

不親切ですよね。

 

読みにきてくれている人をもてなす、それがライターの義務だと思っていて。

 

描写がわかりやすくなるように写真を入れたり、文章が長すぎたら改行したり、わかりやすく小見出しを入れたりという構造的な部分もおもてなしですし、

続きを読みたくなるような導入文を書いたり、読み手のニーズに沿った切り口を考えたりするのはお客様(読者)を楽しませるためのおもてなしです。

誤字脱字をなくすとか、誤った情報を書かない、といったことはおもてなし云々以前にお客様に失礼なことをしない、という最低条件なのですが、そこの重要性というのは案外改めて意識している方は少ないようです。

 

文章を書いたら、絶対に最初から最後まで通して読んでみてください。

流し読みではなく、割と真剣に読みます。

すると、「なんだかここ読みにくい」「ここの意図が伝わりにくい」「ここは図解を入れた方がいい」という発見が1000パーセントの確率で現れます。

 

色々とトラブルシューティングがあります。たとえば、

なんだかここ読みにくい→「を」や「の」が続いているといった助詞問題だったり、文章が長すぎたり、読点の位置が悪かったり、言いたいことが不明瞭だったりという技術的な問題であることが多いです。手を入れられそうだったら入れてみて、もしお手上げだったら編集さんにパスしてください。

ここの意図が伝わりにくい→書いた本人ですらそう思うのであれば初見の読者には絶対に伝わりません。言い方を平易にする、文章を2文に分けてみる、といった対策のほかに、余力があれば、自分が本当に何も知らない読者だったらどういう情報が欲しいかというのを客観的に考えてみて、必要な補足情報を考えたり、説明をあと一歩深くするなどを試してください。

ここは図解を入れた方がいい→残念ながら、めんどくさいなあと思うことは大抵やった方がいいことです。あと人名を出すときはフルネーム、など曖昧性を回避することも重要です。写真も妥協せずに探し、リンクなども基本的には絶対に貼っていきます。

 

とにかく合言葉は「おもてなしの心」です。

それを意識するだけで絶対に文章は変わると思います。

まずはそこから、よろしくお願いいたします。

 

次回は、書き始める前にするべきことを解説します。

・読者層の仮定

・ゆるいプロット作成

・見直しのコツ(お茶を濁していないか、言いたいことがぶれていないか、予定した着地点に着地しているか)

 

次の記事で詳しくお話します〜!(っていうこれがもう自分用のプロットなんですけど)

 

ノリコ・ニョキニョキ

 

コスムジカ遊びにきてね⬇️

cosmusica.net

TOEIC900点をとる方法(脳筋法)

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完全にアクセス狙いにいっていてすいません。

 

よくどうやったらTOEIC900点とれるの?と聞かれるので
誘導用に書いておくことにします。

 

 

純ジャパニーズ(通称純ジャパ)がTOEIC900をとる方法。一言で言うと「勉強する」。

勉強法はいわゆる脳筋。ごり押しです。正直、量です。時間です。

 

英語の学習法って検索し始めると本当にキリがなくて

「勉強法の勉強」に時間をとられてるくらいなら単語1つでも多く覚えた方がいいのでまずはグーグルを閉じてください。

(でもこのブログは閉じないでください👼)

 

 

まず勉強を始める際に、ご自身の点数はどれくらいでしょうか?

受けたことがないという人は、まず公式テキストを時間内に解いてみてください。

 

 

 

ちなみに私の900点の内訳は

L:495(満点) R:405

とかなり偏りがあり、勉強法もちょっと極端なので話半分に聞いてください。

 

 

ここからは少し分類して書いていきます。(基本的に雑です。)

 

 

🌸トータルスコアが700以上 L>Rの人へ

 

ちなみに私は元が790だったのを2ヶ月の猛勉強で900に押し上げたのですが、

私の場合とにかくリーディングがだめだったので

リスニングの勉強を完全に捨てて勉強時間の8割は単語を覚えました。

受験英語で文法はそれなり身についている、なのにいまひとつ得点が伸びないという人は単語ごり押しで行けると思います。

 

単語の勉強だいぶつまらないんですけど、やんわり覚えるんじゃなくてこれでもかっていうくらい正確に覚えるようにしてください。

 

「あ〜これ知ってる!なんだっけこれは…」←知らないのと一緒です

単語を見た瞬間に条件反射で(1秒以内)日本語訳が言えるようにしてください。

単語の意味たくさんあるけどとりあえず太字のものだけ条件反射で出て来ればいいのでその他の意味は捨ててください。

ニュアンスとか、同じ意味の単語の使い分けとか調べだすと沼なので、限られた時間で勉強する必要がある方は割り切って機械のように覚えていくと良いです。

私はそういうの全てごりごり調べたのでとても楽しかったですよ!総合的にいろんなただし試験後すぐ忘れるというお約束からは逃れられませんでした。

 

単語はこれやってね

 

 

 

🌸トータルスコアが700以上 R>Lの人へ

 

自分がこれじゃないのでなんとも言えないんですが

Rで点数が取れるということは、文法と単語がしっかり身についているということになるので、Lをあげるのはそんなに難しくないと思います。

 

耳を慣らすためになるべく長時間英語を聞いていた方がいいと思うので、通勤通学はポッドキャストでも流し聞いてください。

家ではシャドウイングしてとにかく声に出す。「聞いてわかる」と「言える」の間には案外大きな壁があるので乗り越えましょう!(ちなみに私は乗り越えてないw)

 

声を出せない環境では、書き取りで代用します。

すごい簡単なリスニングでも、前置詞とかまで全部書き取るとなると意外とわからなかったりして発見も多いしクイズみたいで単純に楽しいw

手を動かすので「勉強してる感」もあって精神的にも安定します。

 

ただ書き取りは時間をいたずらに奪うので絶対に30分まで!勉強してる風で気持ち良いからといって長時間やるのは避けてください。

早くお家に帰ってシャドウイングをやりましょう。どう考えても効率的です。

 

リスニングはこれ

 

 

 

🐰トータルスコアが500〜700

 

多いと思います。この層の人。

文法で点数を落としがちな人は、文法をたたきましょう。文法はすぐに上がるので狙い目。

実は文法は出題パターンがかなり決まっており…優良な書籍はうまいことパターンを網羅してくれているんですよね。最低3周してください。3周するまで受験しないでください。

 

 

 

読解で点数落としている人は、前述の単語をやってください!

読解で点数を落とすのはひとえに読むのが遅いから。単語を覚えると読解速度があがるので単語命で。

 

この点数帯で、リスニングの点数が低めの人は、割と長期戦を強いられると思いますので早めにリスニング対策始めると良いかと思います。
リーディングの方は短期決戦できるのですがリスニングは時間かけないと伸びてこないので…

「Part3やPart4で何言ってるんだか正直ほとんどわかんない…」という人は根本的に単語力が足りてないのでリスニングうんぬん以前に単語やってください。

単語は文字面追うのではなく絶対に実際の発音を何度も聞いて脳内で自動再生されるようにしてください。単語流し聞きするだけでもリスニング対策になるのでとにかくずっと垂れ流して欲しいと思います。

 

 

👮トータルスコアが500未満

 

500未満の方がこのタイトルのブログを読んでいるとは考え難いのですが念のため。

TOEICを受けている場合ではありません!

多分英検2級あたりから目指した方がいいと思います。

TOEICは内容がビジネスに偏っていますし、基礎力よりもテクニックで点数を叩き出す「対策命」なシステマティックな試験なので

この点数帯の人が一生懸命対策してちょっとした点数をとっても正直なんにもならないと思います。

 

英検の方がずっと勉強する価値あります。

 

 

 

 

あえてはっきり言いますが予想問題集の類はやらないでください。

過去問命。

 

 

いやいや英検は良いからどうしてもTOEICの対策をしたいという方も、やっぱり文法の見直しは避けられないと思います。

 

  

(正直まあまあだるい教材ですが)気合入れれば1日で読了できるので一旦読んでみましょう。

 

これはデータとしてご紹介するだけですが、

私は大学3年の秋に

1日6時間×6週間で790点が900点になりました。

あんまりよく覚えてないけど確かさぼった日はなかったはず。

精神の起伏が激しいタイプなので泣きながら勉強した日もあります。

ただ、ドMなので「泣きながら英語を勉強しているシチュエーション」は控えめに言っても大好きです。(何を言っているのか)

 

900を目指したきっかけは、「就活に有利だよ〜」と言われたからで、実際どうだったかというとまあまあ有利でした。

ちょっと箔がつくって程度ですけど、

「この2人のどっちにしようかな〜」ってなった時に決め手になってくれる可能性は十分あると思います。

 

あとTOEIC900あると外資とかも応募できます。

ただ応募はできるけど英語面接で無事に死亡します!

悪しからず!

 

 

ではでは頑張ってください!

 

 

母が入院してわかった、「私のまったくわかっていなかったこと」

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事前に断っておきたいのですが割と暗いブログを書きます。
でも、特に今落ち込んでるとか、抑うつ状態ということではないので安心してください!(とか書くと余計こわい)

本当はFBに書きたかったけれど、そちらは母が読んでしまうのでこちらに。

 

母が入院して3週間ほどが経ちました。

「母不在の我が家」が通常運転になってきました。

ありがたいことに父がお手伝いさんを雇ってくれたため、週に3日、洗濯と掃除機かけにきてくれて、私はほぼ毎晩台所に立っています。

思っていた以上に何もかもがスムーズで、家族もある意味会社と同じだなと思いました。一人欠けても生活は問題なく成り立ちます。どうしても埋められないのは、精神的なものだけです。

 

母がいなくなってわかったことは、母がどれだけ偉大だったかということです。「失ってから初めてわかる」なんていうフレーズはこれまでに250回は目にしてきた気がしますが、ここでいう「わかる」は、"知る"ではなく"思い知る"です。意味は変わってしまいますが、「体得」という感覚に似ていると思います。理解ではなく、体得。

 

言葉にすると全て、そりゃそうだ、って感じのことです。

たとえば、家事と仕事の両立。

 

大変だろうなってそりゃわかります。
すごい、本当にいつもありがとう。そう思ってました。

でもいざ自分がやってみると

嘘でしょって思います。言うは易し、行うは難しです。

 

道行く人、ひとりひとりを呼び止めて、この両立がどれだけ大変か小一時間説明してそして褒めてもらいたいくらいの気持ちです。

 

仕事を切り上げて、ごはんを作って。洗い物をしながら、帰宅に合わせて食卓にのせる準備して。あったかい状態で出したいから、何品もあるとすごくばたばたしちゃって、自分の分はすっかり冷めて。やっと席について食べようと思ったら、「ごはんおかわり〜」とか言われたりとかして。

 

おいしいって言ってもらえる時もあれば、これ味薄いねとかおいしくないとか言われる時もあって。

「おいしくない」って言う時の男の人の顔ったらないですよ。

本当に、うんざりだよって感じの顔で、「これおいしくない」って言うんですよ。

まあおいしくないものに対して無理して「おいしい!」とか言ってもらう必要はないんですけど、ああ人ってこんなに不快そうな顔するんだなって。思った。

 

おいしくないって言われたら、ごめんねとしか言いようがないんですよね。いや別に謝らなくていいよ、って言われるんですけど、「おいしくない」に対しては「ごめんね」以外に返事思いつかないですよ。

ごはんを作るのは私の担当ですし、うまくいかなかったという事実は事実。謝ります。

でも、それにしても表情は本当に正直です。

父も人間なんで、「あんまりおいしくないかな」とか「ごめんね、これは残すね」とか言葉はオブラートに包んでくれるんですが、表情がもう不快感をあらわにしていて、それは漫画みたいに露骨に顔をしかめているとかではもちろんないんですけど、ちょっとした変化が、もうちゃんとそれが不快感、嫌悪感、もしくは怒りに近い何かを表しているな…ってわかるんですよ。

もちろん、おいしいって言われるときもあります。毎日が評価の連続。

1時間かけて作った料理はものの15分ほどで消え去り、父がテレビを見ている間私は無言で洗い物をするわけです。

 

念のため明言しますが、全く不満はありません。

父は私に住む家と愛情を与えてくれていて、毎日朝から晩まで働いて私たちを守ってくれています。父が、「今日のお夕飯はなにかな?」という気持ちで家に帰るのが楽しみになったらいいなって思いますし、それをモチベーションにしています。

そしてこういう時だからこそ、わたしたち二人が一緒に食卓につくことに深い意義を感じています。

なので全く不満はありません。

 

ただ、私が思うのは、家事というのは結構孤独だということだけです。

そして何より申し訳なく思うのは、私も母に対して「このお肉あんまりおいしくないね」とか「ごはんが今日は水っぽいね」とか、何の気なしに言っていたことです。

それらは全く悪意なく言っていたものでしたが、その言葉に対して母が言えることは、今の私と同じで「ごめんね」だけで、

その時は「このお肉あんまりおいしくない」という発言は「あくまでお肉の品質に関することで母を責めているわけではない」という理屈でいましたが、今ならわかるのは、

やっぱり自分が手をかけて食卓にのせたものは、「おいしくない」と評価されたらもうそれは絶対的に「おいしくない」のでその理由がなんであれもうごめんねという言葉以外口から出ようがないのです。

 

そして、その食べ物を食卓にのせるために、自分が仕事を早く切り上げる必要があってそれをめっちゃ頑張ったなどということは誰も褒めてくれるわけもないのです。めちゃくちゃ荷物重くて疲れてたけどスーパーに寄ってちゃんと買い出ししてきた、なんてことまでは誰も褒めてくれないのです。私が母のそういうところを褒めてこなかったのと同様に、今後誰にも褒められることはありません。ただ目の前の食べ物がおいしいか、おいしくないか、二つにひとつです。

私は、母に「ごめんね」と言わせてしまったことを今とても悲しく思い返しています。

 

 

もう一つわかったことがあります。

それは、なぜ母親というのはくだらないことをぺちゃくちゃぺちゃくちゃと話しかけてくるのかということです。

 

私が学生だった頃、学校でたくさんの人と話すので、帰宅してからは何も考えずにぼーっとテレビをみたり、携帯をいじったりしたいと思っていました。しかし、母が、大した内容もない話しを本当に延々と話しかけてくるものですから、正直かなりうっとうしいと思っていました。なので、これ以上ないというくらいつれない相槌を打ったり、なんならたまに無視してしまうこともありました。

 

今、私は、日中特に会話する相手もおらず、料理も黙々として、そして父が帰ってくると、ここぞとばかりに本当に他愛のないことをぺちゃくちゃと話しかけてしまいます。私にとっては、父が唯一の話し相手です。でも、父はテレビの音量をあげて、私の話しに興味のないそぶりをします。

 

それもそうだと思います。だって本当に、くだらなくて中身のないことを話しかけてしまうのですから。でもなんで中身がない話しになってしまうかというと、ずっと家にいるからです。びっくりするような、興味をひけるような出来事なんて、何も起きていないからです。

父がテレビの音量をあげたら、私は空気を読んで黙ります。父の考えていることがわかるから。私もそうだったように、父は外の世界で働いて、一日中いろんな話しを聞いて、今は何も考えたくないのです。家では休みたいのです。それがわかるので、私は黙ります。そしてただ、母に悪かったなと思いました。母は、孤独だったと思います。

私なんかはLINEやTwitterで、父以外にもいろいろな人と交流ができるのでいいですけど、母の時代はそうではなかったわけですから。

 

父と結婚して35年ほど、ようやくたった一人、私だけが母の孤独に本当の意味で気づいたと思います。

でも母はいつも笑顔で優しくて、家庭を切り盛りしてくれました。父の仕事も支えました。私を習い事に通わせてくれて、私が病める時も健やかな時も寄り添ってくれました。

 

 

今日も、母のお見舞いに行きました。

ちょうど夕飯が配られる時間だったのですが、遠くから母の姿を認めたとき、うつむいて、静かに、無表情で、ごはんを食べていて、それがすごく、つらかったです。

「母」にとっては一種の職場であったとしても、家庭はやっぱり家庭で、母がいるべき場所は病院ではなく家庭だと思いました。

 

病院の窓から見る外の景色は、なぜだかすごく魅力的に見えます。いつもは目にもとめずに通り過ぎているいろいろなものが、とても綺麗だと思ったりします。

 

母は、早く退院して家に帰りたいと言います。

私も、早くそうなったらいいのにと、思いました。

【ズートピア感想】ズートピアから考える女性の社会進出問題【ネタバレあり】

はろー!京都からお届けします。

 

もうすぐ大阪に移動してプリシラアーン女史のライブなのですがその前に京都でズートピアを見たので感想を。

 

鉄は熱いうちに打たないと感想すら失うので今のうちじゃー(なぜ京都に来てまでこんなことを)

 

 

以下ネタバレ多分に含む予定なので

スクロールお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼぼぼん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼぼぼぼん

 

 

 

 

 

 

 

 

ズートピア、とても面白かったです!

 

まず序盤1分くらいで、将来は警察官になりたいという幼い主人公🐰ジュディに対し両親が優しく

「ぱぱとままがどうして幸せかわかるかい?

それは、夢を諦めたからだよ♪」

と諭すシーンで30秒くらい笑えました。

つまり序盤1分半のうち30秒は笑っていたことになるんですけど。

 

それに対してジュディが

「わたしが最初のうさぎ警官になるぞお♪」

それをハラハラと見守る両親。

「夢を持つのは悪いことじゃないんだけどね、でも警官だなんてうさぎには無理……」

 

わかります、わかりますよ親御さん!!!

 

わたしだって将来産んだ我が子が

「将来は警察官になるぞ!ばーんばーん!ろぼこっぷー!」

とか言ってある日小学校でいじめられて傷だらけになって帰ってきたらどんな気持ちになるか。

それを想像しただけで正直泣けましたね。

想像の域を出ませんけどね。

 

 

夢を応援したい、だけど、だけどねってことです。

夢が大きいのは素晴らしいことだけど、挫折した時にその分大きく傷つくんじゃないかって思うと心配なんです。

つまり傷ついてほしくないんですよね我が子に。

我が子が泣いている姿を見たくないんです。

自分がいろんなことで傷ついてきて、それと同じ苦しみを味わわせたくないんですよね。

きっとあの両親も、昔はいろいろ夢があったんでしょうね。

 

 

でさ、ジュディは強い意思の持ち主で結局警察学校を首席で卒業するでしょ。

また両親の話ですけどね、ほんとに複雑だったと思うんですよ。誇らしいと思いますよ、でもそれでもそれでも親元離れて警官をするなんて心配なんですよ。

だからもうあの送り出すシーン、涙なしには見れなかった。(泣いてないけど)

ましろ(私の飼い猫)がなみなみならぬ努力ののちに「アメリカに留学する!」なんて言いだしたら絶対止めたいけど、でも努力量を知っているから止められない、応援するしかない、応援するしかないけど止めたい、複雑でしょうよ。

 

 

てな感じで見てたので序盤の5分が一番胸にくるものがありました…。

子供いないけど。

 

 

で、もう言いたかったことの9割は書いたのであとは適当なんですけどこのあとの流れは

・あらすじはありきたりなのになんで面白いのか

・つまるところズートピアのメッセージとは(本題)

・近年のディズニーが書くヒーロー像はどーなってんのか

・声優はえらい

4点をさくさくっと書きたいと思います。

 

 

じゃあ、1つ目から。

あらすじ……普通だあああ!!!(驚)

ちょっと海外ドラマあほほど見てる身としては全てがお約束すぎて。

でも、お約束すぎるのはもう当たり前なんですよね。音楽でも、泣けるコード進行や泣けるメロディがある程度決まっているのと同じで、今更ストーリーに意外性とか不可能なわけです。

まあある意味ストーリーが読めないといったらGleeとかゴシップガールズとかあるんですけどあれはもうストーリーとして成立してないし。ストーリーありきじゃないし。

別の例で言うと新劇場版エヴァ3作目とか完全に視聴者置いてってる。

 

そう考えるとあらすじがお約束なのは問題ないんですけどそれでも面白いってなるのはあらすじ以外が面白いからなんですよね!

面白い点はいくつかあります。

 

①演出

はじめてズートピアを訪れる際、列車がいろんな地区を通るんだけどそこのわくわく感が尋常じゃない。圧倒的技術力!

②キャラクター

愛着を持てるキャラクターづくりがやっぱり天才的。主人公のふたりもそうですけど、受付にいるおバカな警官(名前どころか何の動物だったかも思い出せない)が荷物まとめてる時なんてこっちまでシュンとなったよ。

あと単純にニックかっこよすぎるんだけど後述します。

③顔芸

なまけものがニックジョークに爆笑するシーンはビジュアルだけで笑わせるっていう。新しいぜ。

④計算力

ラプンツェルとかアナ雪はオチがすごい雑だったんだけど、今回は最後スピード狂のナマケモノで落とすっていう。油断してたのでおおっと思いました。

いやー計算高い大人が集まって作ってんだな!

ちなみにラプンツェルは「どっちがプロポーズしたでしょ・う・か💕」みたいなくそみたいな終わりかただったしアナ雪にいたっては「愛の力でらりほー!らりほー!(レリゴー)」である。最後締め切りが迫って適当に作ったのかな?って本気で思ったよ。てかほんとにそうなんじゃ。

 

あとはよくあるジョーク類で笑いをとってくれるんですけどまあ面白かったり普通だったり。まあ笑いのツボってほんとひとそれぞれなので色んな種類のちりばめてるのかな。

お約束やりとりも多すぎてちょっと胸焼けするところもあるけどストーリー展開が早いのであんまり気にならない。

 

 

ああ全然さくさく書けてない。

「つまるところズートピアのメッセージとは」

 

結論から言うと女性の社会進出を応援するものとしか思えません。

 

長らく、ディズニープリンセスのように美しくうまれた女性たちがちやほやされるおとぎ話が愛されてきましたが、ラプンツェルとかアナ雪とか最近女性陣がものすっごい自我を持ちはじめまして。非常~に感情豊かになりましたし、自分の手で道を切り開いていくような描写が増えましたがそれでもやっぱり彼女たちはプリンセスでした。

 

 

そして、、、出ました、女性うさぎ警官ですよ。

ようやくヒロインがぱんぴーに。ぱんぴーと言っても修造氏みたいなぱんぴーなのである意味ぱんぴーではありません。躁病の気のあるぱんぴーですです。

 

 

かわいいうさぎちゃ~んなんて言われるシーンがちょくちょくあるんですが、これは動物というビジュアルによってうまいことマイルドになっているのですが完全なセクシャルハラスメントです。

警察学校で差別されていたのはうさぎではなく女性です。メスライオンの警察官なんていなかったよね?

 

それを乗り越えてみんなに認められるジュディ。はい、女性へのエールとしてつくられたんですね

 

 

ただし私はかえって恐怖しました。ジュディは類い稀なる才能と努力とポジティブさと優秀な相棒の存在によって、社会的に認められるまでになりました。しかしそれがない人たちは

わたしは人一倍ひねくれておりますので「諦めなければ世界はより良くなる」というメッセージ以上に「結果を出さなければ社会では生き残れない」というメッセージを色濃く受けました。(さすが根暗!)

 

私の考えはここから保育園足りない問題まで発展したのですが文字数の都合と知識不足の都合でここでは割愛します。

 

 

で、「近年のディズニーが書くヒーロー像はどーなってんのか」っていう話なんですけど

今回のヒーロー、ニック。かっこよすぎ問題です。(※ただしキツネ)

ラプンツェルの相手も前科持ち(言い方)だったけどアウトロー推進しちゃっていいのかい?もっと平凡で真面目なおとこもいいよってメッセージしないと少子化が進むと思うんですけどそこんとこどうなんですか!

 

実際、馬に乗って家来にくつをはかせてまわる王子とかもういやなわけなんです。むしろすれ違いで男側がプイッとかなっちゃって、女から「ごめんね、わたしが悪かった、もどってきて」っていうのがもう時代を反映しすぎ。ちょっとアウトローで余裕があってかっこよくて、一筋なわではいかなくてウィットがきいていて、肝心な時には戻ってきてくれるヒーロー男に!服従!するのか!ジュディー!!!!!ってなった。もうあの仲直りのシーンとか私の色眼鏡を通してみるともはや交尾シーンだったからね。

見てるこっちが危うくきつねの子を孕むところでした。やれやれ。

 

要するに社会では男性と肩をそろえて活躍したい上にかっこいいダンナが欲しいってことです。身も蓋もないな。

 

 

あ、そういえばニック目線で考察するのを忘れていました。ニックは本当に困ったちゃんですよね。とにもかくにも拗ね散らかしています。不遇な人生で、完全にひねくれてしまったんですが、ジュディという女神が突然現れてそのまぶしさに目がくらんじゃっています。48時間一緒にいただけで「一緒に警官なろ♪」なんて言われてサインしちゃうなんて自分がなさすぎる。そのノリで警官なるならほんと些細なきっかけで何にでもなるだろ。まあ、それが人間というものか。(キツネだけど)

それでいてジュディのちょっとした言葉のあやに深く傷ついて「俺のことそんなふうに思ってたなんて・・・!信じてたのに・・・!(プンプン)」と立ち去ってしまうのはもう、かわいいですよ。傷つくのを避けてきた人生だから、ちょっとしたメンタルアタックに耐えられない。この作品では両想いっぽい感じだから問題ないですけど、これが一方的だったら先日のアイドル事件と本質は変わらないですね(個人の見解)。愛する人に肯定されたい人生なんですよ。

 

 

やっと最後。声優は偉い。

そのまま。すごいなって思いました。声だけで魅せるなんてすごい!

 

 

 

ああもう長文で1.5hもかかった。

反論などいろいろおありかと思いますが各々でお願いします。では。

それが本能というものだから人間がつべこべ言うべきものではないのかもしれない

飼い猫の挙動はいつも観察しているので、何か異変があればすぐにわかります。

 

今日、うちの子(名をましろという)が目をキョロっとさせて俊敏に立ち上がった時、すぐに「あ、虫を見つけたんだな」とわかりました。

すかさず目線を追うと、

 

 

 

   イエーイ、見てるぅ〜? /

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でかっ!

でかすぎるクモらしき虫。

 

 

 

 

いやちょっとこれはムリって思う間も無くましろが疾風雷神壁によじ登りその巨大なクモらしくものに猫パンチしようとしました。

 

 

わたしはもう、めっちゃ焦って

「やめてーーーーーーーーーーーーーっっっっ!!!!」

と絶叫。必死にましろをひきはがします。

 

 

まずですね、巨大なクモを猫パンチで殺すというビジュアルが嫌だし、殺したあと絶対食べるって容易に想像がつきました。

 

そんなん本当に生理的に無理でもう必死に引き離すのですが、ましろも完全に臨戦態勢なので何度でも虫のところへ駆け寄ります。

 

すったもんだしていたら、お掃除にきてくださっているYさんが

「どうしましたかっ!?」

と駆けつけてくれました。(この時点でシュール)

 

 

わたしが取り乱しながら

「くもがいるんですうううう!!おっきいんです!!!どうしよう…どうしよう無理だどうしよう!?」

と言うと、心優しすぎるYさん、

 

 

「大丈夫です、私がなんとかします!!」

 

 

いやいや心強すぎワロタ

お給料あげるように父にかけあってみますね…ってそうじゃなく

とにかくましろがクモを食べたくて食べたくて仕方がない様子で危険なので、一旦リビンクから締め出すことに。

 

ましろをリビンクから追い出して現場へ戻ると、あれ、クモがいない。2人で探したけれどいない。

 

「どっかいっちゃったみたい…見つけ次第、お外に逃がしておきますね」

とYさんが言ってくれました。

(ちなみにYさんはホッとした顔をしていたw)

 

 

その後結局クモ見つからなくて、出かける時間になりました。

今夜はというと、大好きな大好きなプリシラ・アーン氏のライブを見に行く特別な日なのです。この来日を1年半も待ったのです。

お気に入りのワンピースを着て、化粧も直して、赤いエナメルのミニバッグを持って六本木のビルボードへ。

 

連れがいなかったので父が同行してくれたのですが、お酒もほどよく飲んで、まあまあおいしいお食事もいただいて、プリシラのこの世のものとは思えない歌を聞いて、生きる希望をもらって。

父ともいろんなことを話して、笑って。

今家庭の事情で色々と大変な時期だけど、また頑張れそうって思ったりなんかもして。

 

酔っ払って歩く帰り道、そういえば、と昼間のクモ事件のはなしをしました。

父は笑って、

「ましろも狩りの本能がすごいからなあw」

と言って、

「おうち帰ったらましろ、お出迎えしてくれるかなあ〜」

とか言いながら気持ちよく鼻歌を歌っていました。

 

 

わたしもいたずらっぽく、

「今頃、おっきなクモ、食べてたりしてw」

と言って笑いましたら

 

「あ、さっき食べてたよ^^」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?」

 

 

 

「ん?」

 

「え、なに言ってんの?w」

 

「いや、だからさっき食べてたよ」

 

「え、なに言ってんの?」

 

「え?」

 

「え、ましろが、クモ食べてたの?

 

「いや、クモじゃないよ。もっとちっちゃい虫。」

 

「ちっちゃいって、どういうやつ?」

 

「アメンボみたいな」

 

参考画像:アメンボ

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いや絶対それなんだが。足長いやつでしょ?」

 

「足めっちゃ長かったよなあ!」

いや絶対それやん………あれちっちゃくないから……」

「いや〜ちっちゃかったよ?」

 

「え、なに、いつ?????出かける前ってこと????」

「うん」

「え……え、なんで……え、どういうことなの?見てたの?」

「別に見てたってわけじゃないけど、ましろがばしーん!ってやって、動かなくなるとじーっと見てて、また動くとばしーん!!って」

え、なんで止めてくれないの?

「そしたらパクッと食べちゃった!」

 

「え、 ま じ で 何 言 っ て ん の ?

見つけたならとめてくれたらいいじゃん!!??」

 

「だっていかにも食べちゃいそうだったんだもん」

 

 

 

「え?????????????」

 

 

 

この混乱はもう、なんと言い表したらいいのかわからないです。

言語の限界。

 

 

「えちょっと待って、ほんとに食べたの?ちょっと運んだだけとかじゃなくて?だって、ビジュアルがわからないんだけど。ましろの口から足がはみでてたってこと?」

 

 

(イメージ図)

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「わかんない、でも、物体がなくなったから食べたんだと思う」

 

 

 

 

 

ぇ・・・・・・・

 

そ、そっか・・・・・・・・(もはや口に出せてない)

 

 

 

 

という5/25の出来事でしたとさ。

 

 

解散!

 

 

楽器なんか独学でいいんだよ(怒)【アンケート結果公開】

こんばんは!

私はアイリッシュハープを習っているのですが、今日知人に「えっ先生についてるの!?」と言われ、「うん」と言ったら

「それってもう趣味じゃないじゃん!」

と、(個人的に)意味不明なことを言われたことをきっかけに、楽器を習うということに対し人によってかなり考え方が違うということに気がつきました。

 

私の場合、幼少期から両親がピアノを習わせてくれて、全然練習しなかったもので全く上達もしなかったのですが、優しくて気長な先生だったためのびのびと、なんだかんだ4歳から17歳くらいまで通いました。

普通そんだけやってればまあまあ弾けるようになるはずなんですけど、本当に練習しなかったので速い曲とか全く弾けないですし初見とかもてんでだめです。

たどたどしく悲愴第二楽章を弾くくらいのレベルです。

 

ですがもちろん楽譜は読めますし、その後ちょっとした間違いで芸大にも入りましたので楽典や和声などわかりますしリズムなどもとれます。(聴音はできない)

そういう風に育ったので、先日うちに遊びにきた音楽経験のない友人が、ピアノの譜面を見て、二分音符を指差して「これはいくつ伸ばすんだっけ」、ト音記号を指差して「これ何記号だっけ」と言った時には心底びっくりしたものです。

これは馬鹿にしているつもりは全然なくて、自分にとって当たり前だと思っていることが、人によっては当たり前じゃないこともあるという、まあそれはそれでまた当たり前のことを目の当たりにしたことによる衝撃のようなものです。馬鹿にされてると感じた人がいたらすみません。それは被害妄想です。(これは馬鹿にしてる)

 

で、話は戻りますが、私はハープを習っていますがハープを習っているからといってそれが「趣味の域から出ている」という認識は全くないわけなんです。

むしろ先生につかなくていいのは逆にプロでしょ。なんならその域に行きたいです。

ですがその人にとって「先生についている」=「本格的(遊びじゃない)」ということらしいのです。

 

まあ、1000パーセントわからないとまでは言わないけど100歩譲るくらいではやっぱり理解できないかなその考え方は。だって楽器どうやって独学するの……?

 

そう思って、そんなようなことをツイートしたところ結構反響があって。

ギターやベース、ドラムなどバンド系の楽器は独学の人が多いよ〜とか、本人のやる気の問題も大きいよね〜とかいろんな意見があったんですけども。

まあポップスに独学が多いのはわかるんですけど、クラシック楽器とかだったら練習の前に「楽器を買う」というハードルも高いですし、いくら教則本が充実しているとはいえ、上達したいと思ったら本からわかることは限られてくると思うんですよ。

 

そのへんどう思うんですかみなさん!!!

ということで以下のようなアンケートを実施しました。

 

まず、年齢、性別、音大出身か否かのデータをとり、

①あなたはピアノ未経験だとします。ピアノを習いたくなったらどうする?

②あなたはバイオリン未経験だとします。バイオリンを習いたくなったらどうする?

という質問に答えていただきました。

 

全体の結果はこちら。

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76.4パーセントの人が習うと回答、23.5パーセントが独学ですね。後輩からのリプによると、「ピアノ未経験と仮定してても、実際にピアノ教室で習ってた経験が邪魔して音楽教室を検索するを選択したんだと思います!もし本当にピアノ未経験だったら独学って答えてた気がします!」という意見もあったんだけどこれはもうわからないよね。仮定に仮定を重ねてるからね笑

 

ちなみにこちら、音大出身(16名)にしぼるとこうなります。独学率6.3パーセント。

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音大以外でしぼるとこうなります。独学率が38.9パーセントに。

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次にバイオリンの結果!全体だとこうです。

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音大クラスタに絞るとこうなります。

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頼れる知り合いw

それに、この属性は独学すると言ってもいろいろ聞いたりできる環境があるということを加味しないといけない。

 

こちらが音大以外の方。3人にひとりの方が独学といういばらの道へ…

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さすがにピアノに比べると独学率が落ちる!でも知り合いのツテを使う人が5.6パーセント増えているのはなんで?w

 

そして、楽器を習ったことのない人は全体で6人だったのですが。独学を選択するストイックな方が多かったです。

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しかし独学にこだわりのある3人の方が、レッスンを受けるとしたら「好きな曲を楽しく弾く♪」よりも「この練習メニューをこなしてね!」の方が良いというのはなかなかの矛盾。楽しく弾きたいから独学を選ぶのではないのか…。

 

以下はおまけ。音楽を習う時にどういう指導を受けたいかというアンケートなのですが。

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思ったより割れたなっていう印象です。

音大生の人は…まあ専攻以外の楽器でスパルタ受けたくないのかもしれないですね。

 

あと、この質問なんですが…

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こちら音大生の現実です、ご覧くださいw

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というわけで個人的には本当に面白い結果となりました!
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

 

個人的な意見を最後に言いますと、、、

独学無理だろ